おいしいコーヒーを淹れる3つのポイントって?
はじめまして、しがらきです。
4年ほどStarbucksで働いていますが、4月に社会人になるため少しでもコーヒーのアウトプットをしたいと思いブログを始めました。すきなスタバのお豆はカフェベロナです。
さて、第1回目のテーマは「おいしいコーヒーを淹れる3つのポイント」です。
わたしの働く店舗ではコーヒー豆の販売率が高くお豆の接客対応も多いんですが、お客さんのお話を伺うと意外と基本を守れていない方が多い。正直、もったいない。
どんな豆かというのもコーヒーの味を決める大きな要素の1つです。でも、例えブルーマウンテンやコピ・ルアクを使っても他の要素が欠けていると、おいしさが激減してしまいます……。
ということで、今日からすぐできる、おいしいコーヒーを淹れるためのコツを紹介していきます。
おいしいコーヒーを楽しむには?
1つずつ説明していきますね。
①分量
わたしの母もそうなのですが、結構大雑把に、このくらいでしょ!と量を計らずに淹れてしまう人が多いです。でも分量って大事。料理は目分量で作っても後で調整できますが、コーヒーは一発勝負。味が濃ければアメリカンのようにお湯を足して調整もできますがやはり適量で淹れたときに比べ味は落ちますし、薄かった場合は手の施しようがありません。
ひと手間かかりますが、ぜひ計ってみてください。
ちなみに何gに対して何mlか?という比率に関しては抽出器具や好みで別れてきますこれも今度記事にできたらな、と思います。
Starbucksでは10g:180mlつまりお豆の18倍を推奨しており、LIGHT UP COFFEE代表の川野さんは16倍を推奨しています。
動画内ではハンドドリップをする際のコツも紹介しているので、ぜひ見てみてください。
Starbucksの中でも希少価値の高いお豆を楽しめるReserveでは、25g:360mlというちょっと濃いめのレシピです。
②鮮度
皆さん、そのコーヒー豆いつ買いました?
食材に賞味期限があるように、お豆にもおいしく飲める目安があります。エイジドという、敢えてお豆を長期間寝かせ熟成させておいしさを引き出す方法もありますが、それは一旦置いておいて。
ホールビーン(挽いていない)状態の場合
Starbucksをはじめとしたコーヒー豆を扱うお店では基本的にお豆の状態で保管した場合の賞味期限が記載されています。わたしも何度か利用したことがありますが、個人経営のお店では書かれていないこともありますので購入時に確認してください。
Starbucksでは焙煎されてからおよそ9か月程(開封しなかった場合)おいしさが保てます。
挽いた状態の場合
大半の人はこちらに当たるかな。かくいうわたしもグラインダー(コーヒー豆を挽くマシン)を持っていないです……。欲しいんだけど、良いのは高いんだよね笑
ホールビーンの場合半年以上保存が効きますが、挽いてしまっては話が別。as soon as possible、なるはやで楽しんでください。
挽いたコーヒー豆にお湯を通すだけであんなに色濃く、味のついた液体が出来上がるのはコーヒー豆の中にその成分が詰まっているから。挽くことによってお豆の表面積を増やし、より成分が抽出されやすくなります。
でも挽いた状態で放置すると、おいしさの基となる成分が抜けてしまうだけでなくお豆の酸化も進んでしまうため、いわゆる酸っぱいコーヒーになってしまいます。
本当のことを言えば挽いてから24時間以内に飲んでほしい。でも現実的ではないので3,4日以内に飲むことをお勧めします。
例えばStarbucksでは250gのプレパックで販売をしていますが100gから10g単位で購入することもできます。朝、晩、ときどきお昼で1日3杯飲めばいける、うん。手間はかかりますが多めに買って一気に挽いてもらうより、小まめに足を運んだ方がおいしいコーヒーを楽しむことができます。
③抽出方法
やっとここまできた……。ブログの平均的な文字数って何字なんでしょう。もう1700字近くいってます笑
皆さんはご自宅でどんな抽出器具を使っていますか?自宅用でメジャーなものはこの3つかな。
①ドリッパー
②コーヒープレス
③コーヒーマシン
抽出方法について語り始めると長く、そしてマニアックになってしまうのでここは簡単に。いつかこれもちゃんと書きたい……。
ビジネスマンで忙しい朝も仕事でへとへとの夜もおいしいコーヒーを手軽に飲みたい!という方で抽出器具の購入を考えている方向けに、この中で断トツでお勧めな抽出器具を2つだけ紹介します!簡単に!
コーヒープレス
メリット
- テクニックがほとんど要らない
- 淹れ方さえ守れば失敗がない
- コーヒーオイルがそのまま楽しめる
- ペーパーフィルターが必要ないので経済的
- 放っといてもおいしく出来上がるので、忙しい朝でもOK
ひと言でいえば、プレスは安定したおいしさが強みです。
デメリット
- 洗うのが怠い
- 4分待つ必要がある
- 出来高の調整が難しい
- ハンドドリップと違い、コーヒー豆の特徴に合わせた調整が難しい
クレバー
わたしの大好きなクレバー。知らない方も多いかと思います。ドリッパーの形をしていますが、淹れ方的にはプレス+サイフォンのハイブリッド。
メリット
- プレス同様、放っておけば出来上がる
- ペーパーフィルターを使うのでプレスよりも味わいがクリア
- テクニックがなくてもおいしく飲める。でもコツを掴めばおいしさUP
デメリット
- 4分待つ必要がある
- 出来高の調整が難しい
- ちょっと温くなるのでアツアツが飲みたい人には向かない
- フィルターが必要+フィットするフィルターがなかなかない
コーヒーブレイクにのんびり味わう、という方はまた別の機会にじっくりお勧めを紹介しますのでしばしお待ちを笑
まとめ
①分量→ちゃんと計る!豆:お湯=1:16~18がお勧め
②鮮度→挽いた場合は特になるはやで飲む!
③抽出器具→ビジネスマンにお勧めなのは安定した味が出せるプレスとクレバー!